Brompton World Championship JAPAN 2018 参戦レポート

EQMEN RACINGのマツムラです


普段はロードバイクのチーム員として活動していますが、個人的には折りたたみ自転車のブロンプトンユーザーでもあります。


3月25日。ブロンプトン限定のレースイベントがあったので、参加報告をさせて頂きます!


その前にブロンプトンの簡単な紹介をさせてください。


いやいや、さすがに折り畳み自転車は無いっスわ~(笑) という方。そんなあなたにこそ聞いてほしい。私も舐め腐っていたクチですからお気持ちはよくわかります。


まず、折りたたみギミックが最高。独自の3つ折り機構は初見だと確実に「おっ」となり、想定外に小さく畳めることに「おぉ~!」と声がでます。期待していなかった走行性能も、乗ってみるとすこぶる軽快で笑顔。工業製品としての品質も申し分なく、間近で見ると「良い物」であることがよくわかりニヤニヤ。さすがイギリスの工場で限られた職人が手作りしているだけのことはあります。パーツ類も良いものが装備されています。所有欲の満腹感はロードバイクと遜色ありません。しかも畳んだ状態ですら美しいフォルム。盆栽としても十分堪能できます。小さくなるので輪行も超手軽。アタッチメントも豊富で各種用意された純正バッグの機能性がすごい。全てのバッグがワンタッチでフレームに結合できて安定感抜群、しかもデザインが良い。全方位抜け目なし。どこを取っても隙がなく、圧倒的に作り込まれています(早口)


そんな素敵自転車のブロンプトン限定のレースイベント、

Brompton World Championship JAPAN(BWC)が今年も開催されたので、勢い勇んで参加してきました。

イベント名にJAPANと付くからには、もちろん世界大会もあります。日本の優勝者には、イギリスで開催される世界大会出場権と往復航空券が授与されるのです。すごい


今年の舞台は袖ヶ浦フォレストレースウェイ。千葉県のサーキットです。アクアラインを使えば都心から1時間程度とアクセス良好。ただし土日の上りは超絶混雑必至のアクアラインなので、帰宅時間は注意が必要です。16時に開場を出たら帰宅に3時間掛かってしまいました。。。


BWC2018は、2時間エンデューロと、サーキットを5周(12.4km)するBWC本戦の2種目。私は本戦にエントリーしました。本戦はスタート方法が少し特殊なだけで、ほぼクリテリウムです。コースは緩いアップダウンの繰り返しで、重量10kgのブロンプトンで走るにはかなりしんどいレイアウト。ただ、全員同じ自転車に乗っているので言い訳はできません。ある意味フェアな勝負です。


そのフェアな勝負にて、最初の一周で先頭集団から脱落、第2集団にも千切られ最後は一人旅でフィニッシュ。21位という結果でした。

激闘の結果をご覧ください



参加者の半分以上の方はレースというよりサーキットの走行をエンジョイしている穏やかな雰囲気です。街であまり見かけないブロンプトンが何百台も同時に走るのは、それだけでファンにはたまらない体験でしょう。実際めちゃめちゃ楽しかったです


初参加して思ったのは、普段真面目に自転車のトレーニングしている方であれば、表彰台いけそうな気がしました。イギリス目指してまずはブロンプトン買いませんか?


今年は25日開催ということで、25位の方にはブロンプトンのスペシャルエディションがプレゼントされていました。他にも飛び賞が沢山用意されていたり、レース前にはお遊びイベントあり、多くの人が楽しめる大会となっています。スタッフも感じの良い方ばかりで子連れでも安心。ガスコンロ着火の為にライターを頂いてしまい。。その節はミズタニ自転車の方、ありがとうございました。



火気使用可能エリアがあるので、デイキャンプ的な遊びもできます。ファミリーにもおすすめ!テントも張れます。この日のために用意したホットサンドメーカーでアボカドサンドを作りました。


スタート前の一幕。緊張しております。スタート10秒前から全員でカウントダウンコール。合図と同時に愛車に駆け寄り、素早く組立て走り出します。ネットタイムで競うので、組立の早さはタイムに影響しません。


レース後、倒れ込む2秒前の図。


かなりの人で賑わいます。本戦だけでも200人以上が一斉に走りました。

当日のスケジュール。駅までチャーターバスが出ているので輪行組も安心。



天気にも恵まれ運営も盤石。ブロンプトンに限らずレース初心者にとても優しいイベントでした。来年は表彰台目指すぞ!


0コメント

  • 1000 / 1000