春のしもふさクリテの120分エンデューロ ~初めてのエンデューロで四苦八苦~

ちょっと前の話なのですが4月20日(金曜日)、

そう、平日に

大切な事なのでもう一度言います。

そう、平日に

冬眠から覚めた「国道292」通称「渋峠」へ行ってまいりました。

数日後には白根山の警戒レベルが上がり渋峠は通行止めとなり、かなりのレアライドとなりました。(別ルートは他にもあり)

どうも自称「ヒルクライマー(重量級)」事、EQMEN RACINGのぽりすです。


タイトルと内容が違うんじゃないかって?

だってわたし「ヒルクライマー(70㎏級)」(自称)ですもの。


そんなヒルクライマーのわたしが、「春のしもふさクリテ(120分エンデューロ)」、

ド平坦120分エンデューロに参戦してみました。


まずはざっくりとこの大会は何ぞやという事で大会の概要を見てみましょう。


大会ホームページ>>春のしもふさクリテ


はい、ホームページを読みましたね。


こんな感じです。


さて、初めてのエンデューロ。

しかも2時間となるといまいち「装備」「補給食」「体力」がわかりません。

この日の為に空力重視の「Kabuto」R1をポチリましたが届くのがこの大会2日後という悲劇。

せめてもの抵抗もやむなく撃沈となってしまいました。


今あるものでまかなうと、

うん、見られなくはない装備ですね。

暑そうなのでダブルボトル(スポドリ+水)にしてみましたが、結果的には水半分くらいでよかったかも(人と天気によるので参考にはなりません)。


よし!

これでいざ出陣です!!


ここからは先は、初エンデューロ参戦の

わたくしの見事なレース展開と

感動の再開が訪れるレポートです。


ちなみにリーダーマツムラが設営を整えてくれていました。

感謝です。



【レース序盤】

約150人がスタートラインに着き、1.5㎞のコースを走る事になります。

平均すると10mに一人と言う密集度。

しかも初心者・ベテランが混じるため、スタート直後はカオス!!

ここは体力があっても無理は禁物ですね。

(焦る気持ちは置いておいて、少しずつ前に上がっていきましょう)


【レース中盤(1)】

先頭集団から千切れて一人旅が始まります。

パワー計があるので、淡々とそれなりで踏みますがかなりの体力消耗。

同じくらいの人と早く合流できればいいのですが(もちろん後ろに付かせていただきますが)、なかなか同じペースで走れそうな方と出会えませんでした。

1.5㎞という短いコースという事もあり、なんかローラーをまわしている気分で少しげんなりです。


【レース中盤(2)】

TEAM MATRIX POWERTAGの向川選手が引く一定ペースのトレイに便乗。

さすがプロ選手!!と言うほど一定安定のペースで走ってくれます。

人の後ろで足を少し休ませてもらいました。

しかし、周回を重ねるあたりから少し物足りない・・・

その時前を走る二人がごにょごにょと話しだしました。


【レース中盤(3)】

このペースじゃまずいねと会話をする知らない二人。

飛び出して行ったので便乗しました。

さすがに後ろばかりだと心苦しいので少し前に出ようとしたら、「回す?」との声をいただき、即「よろしく」と返答。

知らない人と協調



あれ?もう一回言っていい?


協調!!


なんかこの響きかっこいい!!!

この協調が楽しかったです。

かなりペースが速かったのですが、しっかりとローテできるっていいですよね。

いつかEQMEN RACINGのみんなでやってみたいです。


【レース後半】

結果的にこのローテはハイペースでした。

後半の残り時間が少なくなるにつれてペースが上がり、ローテからも外れてしまい、

また一人旅。

と言うか、もう体力がないです。

心拍数と精神力は余裕があるのですが足が回らない。

結局ダラダラと周回を重ねていると…

後方から集団が現れその中に我らがリーダーマツムラさんの姿が。

「残り少し一緒に頑張りましょう!」

って、言われたかどうか内容は聞き取れませんでしたが、

「ぽりすさん遅くないっすか?」とだけは言ってないと思います。

だって、同じチームジャージですよ!


すでに足は残っていませんが、この集団に入ればもしかしたらもう少し頑張れるような気がしました。

だって、同じチームジャージの人が集団にいるんですよ!


案の定いい感じのペースすすむ集団。

前を引かずに風をよけつつかつ、いいポジションをキープ。


しかし、そんな気持ちよく走れている時に少し前で接触した人たちがおり、

集団走行中・高速度・逃げ道無・フルブレーキと、とにかく落車だけは逃れようと草むらへ。

(正直とっさの出来事すぎてあまり記憶がない)

幸いにも落車は避けれましたが時すでに遅し。

集団ははるか先に、そしてその中にマツムラさんの背中が…。

と、これが残り2周での出来事。

もう追いかける気力はありませんでした…。


【まとめ】

生粋のヒルクライマーが120分エンデューロに出ると…。

クッソ面白い!!

失礼、言葉が汚すぎましたね。


御クッソ面白い!!

周回遅れとか関係なくレースをしている感が半端なく面白かったです。

確実にレース経験不足、マネージメント下手が目に見えたレース。

根本的に足りない持続力。

ロードバイクはまだまだ楽しいことがあるんですね!

でも、家族持ちのパパなので無理はしないようにします。


ぽりすでした。

(RED BULLをいただいたのですが、まさかのチームジャージと配色が一緒)


1コメント

  • 1000 / 1000

  • eqmenracing

    2018.05.06 23:34

    モザイクがおしゃれ! あの時の声掛けは「ラスト20分がんばりましょう!!」でした。いやー楽しかったですね〜 平坦用のフレームが欲しくなりますね〜