「そうだ皇居へ行こう」ロードバイクで早朝皇居の魅力とコース

父親限定のロードバイクチーム「EQMEN RACING」、副リーダーのイチカワです。住居も勤務先も23区内です。職質にあったかのような出だしですが、今日は皇居の朝練についてご紹介します。

自転車乗りでない方からロードバイクについて聞かれることは主に3つ。「どういうところ走っているんですか?」、「そういう自転車って高いんですよね?」、そして(お腹周りを見て)「意外と痩せないんですね?」。他の2つは置いておいて、「どこを走っているか?」について。まあこの手の会話は基本的に社交辞令というか場つなぎ的なものでしょうから、マジメに回答すればするほど引かれるのが関の山なのですがどうしても「できるだけ正確に答えよう」と考えてしまう性分です。

実際のところいろんなところに自分の足で行けるのがロードバイクの魅力ですし、様々なところに行っているわけですが、「よく行く」ということでは、僕の場合は「尾根幹」「彩湖」「皇居」ということになります。これがまた説明しづらい。

「尾根幹」こと南多摩尾根幹線は言うたら“道”ですし、「彩湖(彩湖・道満グリーンパーク)」は埼玉の貯水池です。わかりやすいのが「皇居」でしょう。知らない人いないですし。

23区住まいの人にとっては集まりやすく、下り・平坦・上りが1周でそれなりに味わえるのがいい感じです。路面もきれい(現在一部工事中)。涼しく、クルマも人も少ない早朝に集合し、脚力やその日の気分で3・4人のグループに分かれて1周約5キロの内堀通りコースを5・6周するのが定番です。地図上に描くとこういうルートになります。

(C)OpenStreetMap contributors

●半蔵門から桜田門の下り区間

地図で赤の区間はずっと下りです。回さなくても気持ちよく進んでいきますが、信号はあります。ロードバイクもクルマもかなりのスピードで駆け抜けているのでラインキープに気をつけながら。

●祝田橋から竹橋の平坦区間

緑の線の平坦区間。チームメイトから千切れないようにがんばります。ちなみに日曜の10時から15時はこの区間を全車線自動車通行止めにして、自転車専用コース「パレスサイクリング」として開放されています。パレサイはあくまでサイクリング用なのでのんびり走りましょう。

●竹橋から代官町の上り区間

青の線はゆるい上り、短いですが地味にキツイです。自分の場合ここで千切れるケース多し。首都高に入るクルマと交差して走るところがあるので後ろも気にしながら。

●代官町から千鳥ヶ淵は平坦に

オレンジの線は平坦区間で、もうひと踏ん張りしてもいいですが息を整えつつ先頭交代することが多いです。路駐や追い越しのクルマ・自転車に注意して。

流れ解散もありますし、走り終わったあとにコンビニで軽く休憩して解散ということも多いです。メンバーと一緒に近場のカフェやパン屋で一息つくことも。いろんな選択肢があることもお店の多い都心ならではのメリットですね。

皇居周回は日や時間帯によってはかなりの数のロードバイクが集まっていますので、「即席トレイン」状態が生まれやすいです。それはそれで楽しいのですが、交通量も少なくないですし接触などの事故には十分気をつけなければなりません。ハンドサイン、声かけ大事。

「周回」「朝練」と聞くと、“部活感”が漂ってきますがキツかったら周回数を減らして半蔵門の公園とかで休んでもいいですし、(僕のように)脚がなくても同じくらいのペースで走れる(走ってくれる)人がいればソロのときよりちょっとがんばってロードバイクらしい走りを楽しめると思います。都心にありながら緑豊かな内堀通りは清々しいものがあります。春には桜も楽しめます。

ランニングのイメージの強い皇居周回コースですが、車道はロードバイク乗りにも人気のコースになっています。きちんとヘルメットをかぶってスポーツ自転車を楽しむ人も増えたと思いますが、ランナーの数はすごいですね。そして美しい方も多い……。僕らはおじさんだけのチームなのでどうしても男子校的な目線になってしまいます。

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